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【次なる戦いの】もうひとつの物語6【始まり】


[55]もうひとつの物語  ◆Etq65eJh4c :2012/12/21(金) 21:30:39 ID:???
マイクを握って喋ろうとしているのは…丸いサングラスをかけた、中年小太りの男性。

??「えー…皆様、重要な発表がありますので、少々お時間をいただくことをご許しください。
   先ほど全国大会の出場切符を得たのは南葛中と放送がありましたが…
   訂正がございます」

森崎「…なにぃ!?」
翼「ば、馬鹿な!?どういうことだ!?」
滝「おいおい、優勝したのに全国大会でれないってどういうことだよ!?」

会場がどよめくなか、その男性は意に介さずそのまま話を続ける。

??「南葛中がでれない、というわけではございません。
    正確に言えば、【南葛中+α】のチームで全国大会を戦っていただくことになります。
    今年度から全国大会は【優勝チームを中心とした県代表のチーム】同士で戦うよう、
    先ほど中学生全国大会…俗称【フットボール・フロンティア】運営委員から連絡がありました」

祐一「あれ…?どっかで聞いたことあるような名前だな…」

鬼道その名前を聞いて、鬼道は「やはり…」と独り言をつぶやく。
祐一は鬼道に「やはりってなんだよ」と聞き返すと…

鬼道「円堂守からきいたことはあるな?フットボールフロンティアは。
   俺たちが本来でるはずだったサッカーの全国大会だ」

祐一「それがなんで…?」

鬼道「フットボールフロンティア運営長は…俺達の監督だった…影山だ」

祐一「なにィ!?」


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