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【ソックス】キャプテン霊夢25【無残】
[189]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2012/12/30(日) 00:30:13 ID:qm/khr5A
夢美「(ふう、助かったわ……。でも、これ以上リスクを負うのは得策ではないわね)」
サッ!
小兎姫「あら……まあ、仕方ないかしらね」
ボールを奪った小兎姫に対し、前方から夢美が両手を交差して×の形を作る。
予め試合前に決めていた事であり、小兎姫は即座にその意味を理解し、
奪ったボールをバックパスで後方へと戻す。
羽目玉U「(そらよっと!)」
バシィッ!
羽目玉X「(ほいっと)」
天狗A「あっと、これは科学と魔法の融合、ボールを奪いはしましたが攻める気配がありません。
後方でただボールを回しているだけです。これはどういう事でしょうか?」
「なんだ、攻めないのか?」「汚いな流石警官汚い」「なら今の内にトイレ行ってこようかな……」
松山「当然の判断だろうな。残り時間は少ないし、攻めても攻め切れるか微妙だ。
ならば、後半に備えて体力を温存するのが賢明だろう」
翼「それに、後半は向こうのキックオフから始まるからね。ここで無理に攻めて、
逆にゴールを決められるよりは遥かに安全な策だよ」
天狗A「なるほど……ありがとうございます」
そう。科学と魔法の融合からしてみれば、ここで無理に攻める理由はなきに等しい。
下手をすれば、無駄に体力を使った挙句に時間切れ、なんていう事態もあり得るのだ。
ならば、せっかくのマイボールを無駄にせず、キープに徹するのが安全策である。
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0ch BBS 2007-01-24