※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【ソックス】キャプテン霊夢25【無残】


[416]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/22(火) 00:44:11 ID:fDyliVrk
ドリブルを続けながらも、夢美の頭は高速で回転する。
この状況で、どうするのがベストの選択肢なのかを考える。

夢美「(残り少ない体力と1点ビハインドという状況を考えれば1対1狙いしかない。
    ……でも、それで本当に得点出来るの?)」

前半の最後から科学と魔法の融合は1対1でゴールを狙う作戦を取っていた。
この暑さの中ではそれ以外に逆転を狙う策はないかと思われたからだ。

だが、マリオとヨッシーFCの守備陣の前にそれはことごとく跳ね除けられた。
夢美よりもドリブルが上手いミハエルですら幾度となく止められてしまった。
その度に守備陣の奮闘で持ち直してきたが、それがいつまでも続く訳がない。

だからこそ、この場面で夢美はあえて1対1狙いという選択肢を捨てた。

夢美「(一か八かいくしかないわ!1点目はシュートで決まったもの!
    それなら、私の単独のシュートでも決まる可能性は0じゃない!
    このままジリ貧で負けるくらいなら……最後の賭けに出る!)」

バシィッ!

覚悟を決めた夢美はフォローをするちゆりにバックパスを出し、
自身はPA内へと走り込んでいく。

霊夢「(ちゆりにバックパス?あれじゃ前半の時のシュートは出来ない筈だけど……)」

夢美「ちゆり!すぐにリターンで上げなさい!」

ちゆり「(くっ、情けないぜ。もう少し私に体力が残ってれば……)
    ああ、頼んだぜ、教授!」

ふわぁっ!


0ch BBS 2007-01-24