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【ウェディング】キャプテン霧雨94【パルスィ】


[562]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/14(月) 23:57:14 ID:???
>>B 私のために怒ってると思うなら、それは勘違いだ


魔理沙「そうか、私のためだと思ってたのか」

ふぅ、と息を吐き天井を見つめて帽子を深く被り直す。
続けた言葉は簡潔に、ぬえの気持ちを断絶する。

魔理沙「けど、そんなの勘違いだ。私はそれに怒ったことはないし迷惑だなんて思ってない」

ぬえ「えっ………」

魔理沙「私は守矢で上手くやっていきたいって思ってるし、あいつらの一員でありたいと思ってる。
     だからいましがたぬえが言ったことだって、楽しんでやってきた。それがそう見えなかったとしてもだ」

確かに、思うままにならないような選手ばかりが守矢には揃っている。
どうしてここでそうする、と頭を抱えたことも一度や二度ではない。
でも、それでもそれは魔理沙の望みだったのだ。
守矢の中で、キャプテンとして皆と仲良く楽しくサッカーをしたいという気持ちは、揺るがない。

魔理沙「つまりだ、ぬえの気持ちは義憤でもなんでもない。
     それで守矢の連中に敵意をぶつけられちゃ有難迷惑だ」    

ぬえ「――――」

今日、今まで多くの魔理沙の行動・発言に驚愕してきたぬえだったが…。
今度ばかりは完全に打ちのめされた。
現在の状況も何もかもを一切合財吹き飛ばし、ただ空白に包まれる。


0ch BBS 2007-01-24