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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[125]◆RK7RVcZMX2
:2013/06/16(日) 09:54:30 ID:???
ニスケンス「あれだけの速度を出せる脚力を持ちながら、サッカーの基礎の動きをちゃんと身につけていないのは惜しいな」
フーリア「それはまあしょうがねぇだろうよ。ここ最近まで日本にはまともな練習環境や
指導者さえいないってんだろ?この間日本に仕事で行ってみたけど
あまりの恵まれない惨状に思わず涙がちょちょ切れちまったぜ」
おどけた口調で語るフーリアに、ファンベルグは少し困ったような顔で返す。
ファンベルグ「……執念というか、意地のようなものを感じるね。
僕は彼のような選手は嫌いではないよ」
中里に向けられたファンベルグの視線は慈愛のような眼差しを向けられていた。
だが、付き合いの長いフーリアはその真意をあっさりと感受する。
フーリア「なーにを甘っちょろいことをぬけぬけと。お前が一番はっきり見えてるくせにさ。奴の『限界』を」
ファンベルグ「……そうだな。残念だが彼からはサッカーの才能のセンスはまったく感じられない。
おそらくあの瞬足だけが彼の唯一の守り通してきたアイデンティティなのだろう。
このプロの試合のピッチに立てる資格を。自分の存在価値を理解しているからこそ
あそこまでのがむしゃらなプレイをし続けることができるのだろうな」
現在世界最高峰の選手が中里に下した評価は残酷なものだった。
彼の長所であるスピードはこのプロの世界では普遍的なものに過ぎず
そして、そのスピードだけに頼った戦い方だけではこれ以上大成することはない。
フーリア「……そんな優しい顔で厳しいことをはっきり言えるとは、相変わらずいい性格してるぜ」
ファンベルグ「なにも彼の瞬足がこの世界で通用しないとまで言っていない。俺が言いたいのは…」
ニスケンス「ああ。見事なまでの早熟型傾向だ。消耗品としてのプロ選手としてみれば相応の価値があるかもな」
フーリア「うえ〜っ、言っちまったよコイツ。そんな残酷なセリフ、俺は舌が裂けたって言えんぜ」
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0ch BBS 2007-01-24