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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[172]◆RK7RVcZMX2
:2013/06/20(木) 18:00:09 ID:???
トトッ…ダッ!
足裏で器用にボールを転がし、一度後退しつつ相手を前のめりにさせる。
左右の反復運動より、前後への切り返しの方が足にかかる負担が大きいからだ。
ブローリン「(俺は……俺はここで無様に抜かれるために今まで鍛えてきたんじゃない)」
彼には絶対的に信頼を寄せることのできる友がいた。
彼はこの世で大切なものが二つあった。その一つをを失い絶望に暮れてしまう。
そしてもう一つの大切なものさえも憎しみの対象にしてしまうほどに、彼の心は壊れてしまっていた。
ブローリン「(俺は友のため。あいつに、レヴィンにもう一度心から笑ってサッカーをして欲しくて……!)」
このバイキング計画に積極的に加担したのも、全ては友のためにと決意してのことだった。
人の持つ才能を具現化した宝玉、星のかけら。その魔力を集め、友の願いを叶えるために。
ブローリン「だから俺は強くなった。アイツのために……いつかもう一度アイツと同じフィールドで肩を並べて戦えるように!!」
ズザザーッ!!
イスラス「(ここでスライディングタックル。だが、これさえ避ければ!)」
執拗に追い続けてきたブローリンがついに賭けに出る。
なぎ払うような強烈なスライディングでフェイントを出す暇を与えないようにしたのだ。
イスラス「左右がダメなら上だ!」
バッ!!
つま先でボールを浮き上がらせ、同時に高く跳躍する。
これで完全に振り切ったはずとイスラスはブローリンを見下ろす。そして。
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