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1- レス

【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】


[173]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/20(木) 18:01:29 ID:???
ドゴォッ!!

イスラス「うおぁぁ!?」

ブローリン「逃がさんッ!!お前だけは――ッ!!」

鍛え上げられた腹筋によって瞬時に持ち上げられたその剛脚はイスラスをさらに上空へと『カチ上げ』た。
空中でバランスを崩したイスラスはボールをこぼし、そのまま激しく地面に落下する。

森崎「(な、なんつー強烈なタックルだ。あのパワー。あのスピード。
   そして反則を取られないためにボールを確実にうち貫くテクニック。
   あいつは……あいつの守備は俺が今まで見てきた中でも最高峰の実力者だ!)」

自分の直感は間違ってはいなかった。あの男ならば託せる。
あの男とならば、このブレーメンのゴール前を徹底的に守りぬくことができる。
遠いあの日。南葛SCにて比翼の友に芽生えた強い信頼の感情が、
デンマークの巨人、ブルーレ・ブローリンへと芽生えていくような気がした。

ブローリン「(見ていてくれたか森崎。俺はゴールを守っただけじゃない。
      俺はお前からの信頼をも守ったんだ。こんなに誇らしいことはない…!)」

クライフォート「……イスラスが止められるとは。ハッ…ハハハ!そうこなくてはな!
        面白いぞブレーメン!お前たちは間違いなく実力者ぞろいの強豪チームだ!
        試合前に弱者の集まりだと宣ったのは詫びよう。勝負はこれからだ!!」

全力全開のお互いの実力のぶつかり合いに、クライフォートの心は燃えに燃えたぎっていた。
相手を貶め、引きずり下ろして仮初の勝利を得るのではなく。
あの素晴らしい強敵のさらに上へと這い上がってこその真の勝利を求めん為に。


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0ch BBS 2007-01-24