※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】


[266]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/05(金) 14:50:06 ID:???
ディック「ぎゃははは!!俺のパワーを持ってすれば、相手を激しく吹き飛ばし負傷させるなんざ朝飯前さ!」

昨シーズン、彼との競り合いに敗れたストライカーたちは軒並み怪我でリタイアし、
アヤックスの連勝を揺るぎないものにしたのは確かな事実である。
しかし彼にはクライフォートのような技巧さ。言ってしまえば
いかにして審判の目を盗んで、暴力行為に至るかの技術の低さが足りていなかった。

とある試合にて、ディックはいつものように守備に乗じて相手の脇腹へと
自慢の肘打ちを突き刺そうとした。だが、そのときである。

審判「君、今のプレイは明らかに故意的なものだったね」

プロという神聖な場所の審判を任されている彼らの目は決して節穴ではない。
前々から疑いをつけられていたディックは、今期の出場停止を言い渡された。
彼が抜けた穴はリブタとドールマンが必死に埋めたが、
試合に出られない焦燥感と、周囲からのバッシングによるストレスによってできた
彼の胃に空いた穴を埋める術は見つからなかった。

シーズン終了後。イスラスが復帰し、チームが一つの形になろうとしていたその日のこと。

クライフォート「昨季は災難だったな、ディック。できればお前とも一緒に勝利の美酒を浴びたかった」

ディック「……なぁに、今回はちょっぴし運が無かっただけさ。
     今度は俺もキャプテンみたいにバレないようにうまくやるからさ。
     そうだ、よかったらこのあと練習に付き合ってくれよ!」

クライフォート「……いや、そのことなんだがな。もうやめにしないか」

ディック「は?なんのことだよ」

クライフォート「……もう終わりにしようといっているんだ。相手を貶める、姑息な技術を磨くのは」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24