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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】


[267]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/05(金) 14:51:27 ID:???
ディック「お、おいおい。もしかして俺に気を使ってるのか?だったら余計な世話だぜ。
     たった一度バレたくらいで何を弱気になってんだよ」

クライフォート「その一度がお前の、ひいてはアヤックスの、そしてオランダサッカーの歴史に泥を塗ることになってもか?」

ディック「……そ、そんなこと急に言われてもよ。今更すぎるぜキャプテン!
     俺たちは勝つために!勝利の栄光を手に入れるために手を汚すことを厭わないんじゃなかったのかよ!
     俺はその心意気に!アンタのあくなき『勝利への執着心』に惚れ込んだんだ!
     だからここまでついてきた!だからこれからもこの戦術を磨こうとしてんじゃねぇか!アンタのようによ!」

『勝利への執着心』。このアヤックスアカデミーのOBであり、現在世界最高峰のプレイヤーと賞賛されている
マルコ・ファンベルグがプロ選手にとってもっとも大事なことの一つだと語った言葉である。

クライフォート「これまで無冠の帝王と蔑まされてきた俺たちは確かに勝利に飢えていた。
        だからどんなことをしてでも勝利にこだわるサッカーを目指していた。
        だが、勝利とは何だ?試合終了の笛が鳴ったとき、得点が上回っていることを指すのか?
        そのためなら何をしてもいいというのなら、なぜ俺たちは『サッカー』をしている?
        ルールという柵に囚われたスポーツを、多くのサポーターや子供に夢を与える仕事を……
        なぜ俺たちはボールを蹴り、走り、追いかけるこの競技に夢中になったんだ?」

クライフォートは語る。勝ちたいだけならばなにも『サッカー』にこだわる必要などない。
八百長という言葉はどの競技にも存在する。金で勝利を買うほうが、
試合中に審判の監視を恐れて、こそこそと暴力行為に勤しむよりよっぽどスマートだと。

ディック「……今更。今更すぎるぜクライフォート。そんなこと、最初からわかりきってたことじゃねぇか。
     俺はサッカーが好きだ。だからここにいる。小さい頃ヘディングがうまくできなくて、
     それができるようになったことでもっとサッカーが好きになっていた。
     だけどそれだけじゃ勝てないんだよ。俺たちが勝つには、もうこの方法しか……!」


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