※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】


[323]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:24:03 ID:???
それは今から2年ほど前。シェスターがドイツユースの強化のために
フランス・モンマルトルユースへと研修に出ていた頃の話だ。

対戦チームのシャンゼリゼユースのエースであるナポレオン、
時同じくシャンゼリゼに研修に来ていた岬太郎とのコンビプレイの前に、
モンマルトルは苦戦を強いられていた。
だが、その中でシェスターは一人気を吐いていた。
何度もインターセプトを成功させ、強烈なミドルシュートを放ち、
試合にこそ敗れたものの、その存在感を大きく植え付けることに成功した。

ナポレオン「ちいっ、何故だ!何故俺と岬のコンビプレイが通じねぇ!」

岬「(他のパスコースを捨てて、僕たちの動きだけに集中していたのか……?)」

それは常に周囲を広く遠く見渡すことを義務付けられる『司令塔』らしからぬプレイスタイルだった。
チームとしての勝負より個の勝負を重要視したこの動きは、正直あまり褒められたものではない。

シェスター「(しかしチームとはその『個』の集合体であり『個』がバランスよく組み合わさって完成するもの。
      その『個』の一つだけでも崩れたとき、チームには必ず綻びが生まれる)」

必ず訪れる時が来る。チームを引っ張り、支えなくてはいけない主力選手にボールが渡るその時を。
チームを潤滑よく回し、効率よく得点を奪うために、必ず通さなければならないそのルートを。

シェスター「この時を待っていたんだ!俺はァ――ッ!!」

バ ッ シ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ッ ! !

三杉「……ば、馬鹿な……」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24