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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[359]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2013/07/12(金) 11:14:27 ID:???
『破滅のツボ』という普通の負傷とは比べ物にならない爆弾を抱える森崎にとって耳に痛い言葉だった。
もしもクライフォートが容赦なくブレイクショットと連打したとすれば、
最悪、この試合で自分の選手生命は尽きてしまったかもしれないのだ。
クライフォート「そしてもう一つは……まぁ、これは俺たちの自惚れもあったのだろう。
相手を『わざと』吹き飛ばせずとも圧倒できる技術があると過信していた。
君たちブレーメンの底知れぬパワーに、最後まで拮抗を破ることは叶わなかったがな」
森崎「ふん。所詮3位チームだと侮ったのが命取りだったな」
クライフォート「そのことについては素直に詫びよう。詫びついでに、今度はこちらの質問に答えてはくれないだろうか」
森崎「なんだよ、急に改まった態度で」
クライフォート「先ほどの君の質問にあった『何が何でも勝ちたい』という信念についてだ。
このアヤックスアカデミーのOBにて、現在セリエAのトッププレイヤーとして活躍している選手がいる。
名前はマルコ・ファンベルグ。七色に光るシュートを止められるGKはほんのひと握りと言われている」
森崎「ファンベルグ……ああ。知ってるぜ。いつか戦ってみたいストライカーの一人だ」
クライフォート「彼がプロ選手にとって最も大切だと語った『勝利への執着心』という言葉がある。
俺はこの信念に基づき、技術を磨き、チームを纏め上げてきたつもりだ」
森崎「『勝利への執着心』ね……」
クライフォート「だが、この漠然とした言葉だけを頼りにできるほど俺は賢くはない。
君だったらこの『勝利への執着心』という言葉をどのように捉える?」
クライフォートの言葉の節には、森崎に対する興味と挑戦が半分ずつ込められているように感じた。
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