※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[889]モリブレム ◆SC4m0znkxI
:2013/09/14(土) 20:27:11 ID:???
先ほどのセービングに体力の半分以上を捧げた森崎は反動でまだ立ち上がることすらできない。
このまま仲間の惨状を目の前で見過ごすことしかできないのか。何のための守護の精神だったんだ。
思わず目を背けたくなってしまう現実。しかし絶望は確実に眼前へと迫り来る。
ジュリアンめがけて放たれた凶弾はみるみる勢いを上げて彼の細い体へと突き進み――。
???????「こ れ だ !」
バ ム ッ ! !
ジュリアン「……なっ……!?」
???????「……ふぅ。無事でよかった。怪我はないね?」
彼を庇うようにして立ちふさがり、左膝一本のトラップで受け止めた『もう一人の仮面の男』がそこにいた。
威圧感溢れる鬼のような仮面とはかなり趣が違う、傍から見れば愉快な仮装にも思えるその『仮面の男』は
ジュリアンの無事を確認すると、ニコッとはにかんだ。
ジュリアン「あ……ありがとう……うぇ!?」
咄嗟に出てきた御礼の言葉だったが、改めて見ると自分を助けてくれた
男の出で立ちにジュリアンは素っ頓狂な声を上げながら目を丸くする。
まず、その男の服装だ。その姿はまさにサッカーをするための服装だった。
腕から肩にかけて引かれた3本の青い線が印象的な白のユニフォーム。
シャツのデザインと合わせたブルー一色のパンツには何やら怪しげな文字が書かれている。
何よりきわめつけなのはその仮面だった。これが無骨な通常の仮面ならば、
ジュリアンのハートがキュンと音を立てる可能性もなきにしもあらずだったかもしれない。
その可能性を限りなく貶めている原因。それは間違いなく彼の『仮面』のせいだった。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24