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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[417]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2013/08/10(土) 09:39:17 ID:???
三杉がスラスラと回答していくと、多少訝しみのあったオジオの表情は綻んでいった。
オジオ「つまり戦術的な見通しがあっての結論って事だね。
それならもちろん異論はないよ、偉そうに口を挟んでごめん。」
三杉「いや、懸念があればどんどん言って欲しいから助かるよ。
皆が思うほど僕は完璧じゃないし、このレベルの相手だと僕の想定が足りない事だってある。
それに出来る限りメンバー全員がシステムの意図を理解して臨んで欲しいと思ってる。」
オジオ「(ボクから見れば限りなく完璧(オールA)に近いと思うけどね。)
意思統一が必要というのはすごく分かるよ。 個人がバラバラに勝負して勝てる筈もないし。」
三杉「そういうこと。」
これで安心出来る… とまではいかないが、ひとまず序盤の戦いの指針は定まった。
最初から最後までこの『戦術』が通用すれば万々歳だが、そのような楽観は三杉にはない。
ヴィオラとバルサ、双方の穴を見つけ出して素早く修正を繰り返し、最終的に試合を掌握する…
これまでやってきた勝つ為の『戦略』は三杉の中でブレてはいなかった。
こうしてバルサを迎え撃つ最低限の準備は出来た。
だが次の幕を開ける前に、少々群像による幕間劇に興じよう。
それには少しだけ時間を遡る必要がある。
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0ch BBS 2007-01-24