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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】


[456]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/14(水) 17:12:50 ID:???

ディエゴ「……で。 テストマッチの相手は?」

ここでようやくディエゴが口を開いた。
フェルディナンドの演説になど興味なく、自分の聞きたい事以外は用がないと言わん空気を隠さない。

フェルディナンド「ディエゴ・ブランドー…」ギリッ

気持ち良く演説をしていたのを遮られ、フェルディナンドは忌々しそうにディエゴを睨んだ。
フェルディナンドはディエゴのプレイが嫌いであり、また日常の言動も可愛げないと思っていた。

リネカー「監督サン、それはオレもぜひ聞いておきたいね。」

フェルディナンド「リネカー… いいか、セリエAは歴史を敬うことを忘れて金儲けに走った軽薄な輩だ。
         サッカーへ『尊敬』することを理解しないアホ頭どもが相手だという事だ。
         どいつが相手でも大差で叩き潰さねばならない事に変わりないんだぞ。」

リネカー「いやいや、そうじゃなくてですよ。」

グランディオス「まあまあ。 監督、試合のスケジュールを元にコンディションを調整する事はプロとして必要です。
         そのために対戦相手のことを予め聞いておくことも当然必要と思われますよ。」

フェルディナンド「(チッ、グランディオスまでか。 だがヤツの言葉は筋道に則った正論だ、止むを得ん。)
 
要求を無視して更に演説を続けようとしたフェルディナンドだったが、
キャプテンのグランディオスが正論をもってディエゴらの後押しをした事で風向きが変わった。
筋の通った正論で物を言われると、フェルディナンドも無碍に押し退けることはできない。
ディエゴらの質問に(不愉快ながら)回答することになった。


0ch BBS 2007-01-24