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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[479]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2013/08/19(月) 19:18:36 ID:???
三杉(ディエゴ・ブランドーにはダラピッコラを当てる… ダラピッコラがディエゴの個人技を潰す
事が出来れば、ボランチの2人はリネカーかラーソンへ通そうとする筈だ。 そこを狙う。)
準備を終えたと言っても、頭の中では戦術的シミュレーションが繰り返されてしまう。
部屋のドアを開けてそのまま玄関へ向かう三杉だが、その動きはほぼオートマチックである。
視界は映し出されているが脳にはほとんど入っていない。
障害物が前を遮ったり赤信号などがなければ、歩く風景の様子に気付く事もそれを覚えている事もない。
聴覚についてもそれに倣い、ほとんど何も聞こえていない状態だ。
考える事が癖になっている人間の集中力というものである。
他者が見れば危なっかしい悪癖と思う所だろうが、これが原因で彼が事故を起こした事は今までない。
ミハエル「ミスギ。 ヘイ、ミスギ!」 ポン
三杉「うひゃえぃ!」
物理的には無防備とまで言うほどではないが、精神的には非常に無防備な状態である。
急に肩を叩かれ、なお耳元で大きな声で呼ばれれば、変な声をあげてしまうは当然だろう。
肩をびくりと震わせ、奇声を上げてしまった事に赤面しつつ、三杉は振り向いた。
三杉「あぁ、ミハエルじゃないか。」
ミハエル「なーにが『あぁ、ミハエルか』ですか。
さっきから声をかけていたのに、無視し続けるとはふてぇ輩(やから)でーす。」
三杉「あっ、そうだった? 済まない、つい考え事をしていたみたいだ。」
ミハエル「危なっかしいキャプテンですね、世話が焼けます。」
三杉「ハハ、面目ない。」
返す言葉もなく赤面しながら三杉は笑った。
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0ch BBS 2007-01-24