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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】
[501]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2013/08/21(水) 15:36:48 ID:???
> E
>>495
> 自然と惹かれ合うであろう二人に余計な「気の回し」は不要。
> ただ「過去の出来事」として語っておく。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉(もしも2人が自然と惹かれ合うとしたら、僕は余計な気を回すべきではないか。
過去の事実を淡々と語り、ミハエルに心配の理由を伝えればそれで良いか・・・)
三杉は努めて頭を冷やすべく自分に言い聞かせ、そしてこのように自問自答への答えを出した。
しかし断片的な正論通りに自らを制御することは決して簡単ではなかった。
何故ならば三杉はモニカに対して罪悪感を抱いているからである。
モニカが自分に近づいてきたのは、異性として興味を持ってくれたからだと知っていた。
そして弥生の存在がありながらも、一時の愉悦に流されて、モニカに気を持たせる事をした。
結果、彼女をいたずらに傷つける形で振り、なおも弥生という真実の理由は隠したまま。
この罪悪感は簡単に消えるような物ではない。
そしてもう一つ、三杉には薄々気がついている事があった。
モニカが自分の影をいまだ振り払えていないだろうという事である。
もしも彼女に他の恋人が出来るなどで、自分の事を消化できていたら、
ミハエルの勧めに従って、ヴィオラの練習見学へとっくに顔を出している筈である。
彼女が本当に多忙な生活で姿を見せないというならば、それはそれで良かったが、
頭を冷やした三杉にとって、それは希望的観測のような仮定にしか思えなかった。
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0ch BBS 2007-01-24