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1- レス

【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】


[507]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/22(木) 15:50:22 ID:???

>>506 暑中見舞いあざぁーーーす!


> 《スペードQ》 平静に淡々と伝える事が出来た
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情のところで揺れる三杉の心は『ガラス』であったかも知れない。
しかしそれを押し殺し、在るべき事として平静に実行した三杉のそれは間違いなく『キャプテン』であった。
心臓病の恐怖と激痛、自分の未来を決定づけるガラスの綱を渡る日々…
そんな圧力に耐えてきた三杉にとって、本来の感情を抑えてポーカーフェイスを保つ事は難しくなかったのだ。

三杉「そうだなぁ、彼女が練習の見学に来ない理由は二つほど思い当たるよ。」

ミハエル「ほう、それは?」

三杉「一つはプライベートがまさしく多忙で、文字通り見学に来る時間が取れないというもの。
    そしてもう一つは『僕と顔を合わせづらいのかも知れない』というものだ。」

ミハエル「む…… ええと、それはどういった意味でしょう。」

当然分かっていた事だが『自分が失礼を働いたわけではない、安心した』とはならなかった。
ゴシップを特別好むことのないミハエルが後者の理由に食いついてきたこと…
それは自分一人の解決ではなく、モニカへの心配へと変わりかけている証明でもあった。


0ch BBS 2007-01-24