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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】


[517]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/22(木) 19:31:35 ID:???

三杉「うん。 どうやら体力が尽きたわけでもないよね。
    ここ最近のハードな練習でも、君があの時ほどパフォーマンスを落とす事はない。
    何か原因があるなら聞いておきたいし、出来るのであればフォローもしたいと思っている。」

ミハエル「なるほど。 まあ結論から言えば、ユーがボクに出来ることはありません。
      これはボク自身が乗り越えなければならない、そうするしかない問題ですからね。」

三杉「ミハエル…」

相変わらずストイックに整然とミハエルは言い放つ。
この反応が拒絶の感情からくるものでないと理解しているのが救いに思えた。
しかし続いてミハエルは辛そうな微笑を浮かべ、こう続けた。

ミハエル「…しかし、キャプテンが懸念に思っているとあらば、理由だけは伝えておくべきなのでしょう。」

三杉「ミハエル… うん、助かる。」

キザという意味でなく、本質的な体面として恰好つけるのは変わらない。
しかし以前に比べて柔軟に接してくれているようであり、それが三杉には有り難かった。

ミハエル「サンパウロ戦で動きが鈍ったのは、怪我をするのが怖いと感じたからです。
      接触プレイの時に身体が強張(こわば)り、足も止まりがちになりました。」

三杉「怪我への恐怖…。 あの日前触れもなくそれに襲われたと?」


0ch BBS 2007-01-24