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【貴公子達の】Another-CU_7【憂鬱】


[523]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/08/23(金) 14:14:58 ID:???

<フィレンツェ中心部/ホテルアルバ>

フィレンツェの中心部であるサンタマリア・ノヴェッラ駅から僅か200mの好立地。
最高級にまでは遠く及ばないが、それでも一般の観光客が愛用するミドルクラスホテル。
それがバルサBのフィレンツェでの宿泊地であった。

ディエゴ・ブランドーはホテルアルバ敷地内の、よく整備された中庭でエスプレッソを飲んでいた。

ディエゴ「………」

グランディオス「ここに居たのかディオ。」

ディエゴ「む… ペップか。」

グランディオス「どうやらイタリアはスペインよりも昼夜の寒暖差が大きい。
         こんな所で長居をしていたら、試合を前に体調を崩すぞ。」

ディエゴ「分かっている。」

そう応えはしたが、ディエゴはその場から動く素振りは見せない。
ベンチに座ったまま、まだ熱々に湯気を放つカップを口に注いでいる。
どうやらカップの中のエスプレッソはたっぷりとダブルで淹れたらしい。
グランディオスは小さく溜め息をつくと、ディエゴの隣に腰をかけた。


0ch BBS 2007-01-24