霧島神宮の例のアレ

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霧島神宮の例のアレ

[603]プロローグ ◆2pV1gRdG.o ：2013/03/17(日) 02:33:21 ID:???
しかし、このカードの絵柄の少女はどこかで見たりしなかっただろうか。
いや。彼女はゲームの中ではありえないような言葉を言わなかったか。

京太郎「ひょっとして俺の声、届いてます…？」

小蒔「そ、その……はい」ｶｧｯ

京太郎「（やべぇ、やっちまった…）」

京太郎「これじゃあ和にまた怒られるかも……居たらの話だけど」ﾊｧ

小蒔「原村さんに…やっぱりそういうのが好きなものでしょうか」

京太郎「男の悲しい習性…ってちょっと、今和のことを？」

その言葉に、京太郎は画面に思わず顔を近づける。
今まで知っている人間は誰もいなかった。
なのにこの画面の少女は知っている……一体どういうことなのか。

小蒔「はい、知ってますけど？」ｷｮﾄﾝ

京太郎「し、知ってる！？…あの、神代さん…だったっけ、話を聞かせてもらっても？」

小蒔「あ、はい。こちらも話そうと思っていまして」

それから少女が語ったことは、ニワカには信じられないことであった。
IH出場校の選手たちはカードとなり意識だけある状態となってしまった。
小蒔はこの状況から救ってくれる誰かを求めるべく、声をかけ続けたという。

京太郎「咲たちが…カードに！？」

小蒔「え、宮永さんもですか！？」

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0ch BBS 2007-01-24