※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

霧島神宮の例のアレ


[994]◆2pV1gRdG.o :2013/03/25(月) 03:43:08 ID:???
玄「お姉ちゃんのおもちのことを考えてたのかな?」

京太郎「はは…ええ、まあ」

クスクスと笑いながら、部屋に入ってきた玄が座布団の上に座る。
言い当てられ、微妙な気恥しさはあるものの相手はおもちの師匠だ。
京太郎は正直に答える。

玄「お姉ちゃんのおもちはやっぱりすごいよね、厚着から出てきたときなんかもう……ふふ」

話している途中で、おもち以外の事が頭に浮かび笑ってしまう。
京太郎は宥のおもちを思い出して笑っているのだと思っているが、そうではない。
玄は純粋に嬉しかったのだ。
こうして、互いに触れ合える距離で直接こんな馬鹿らしい語らいが出来ることを。

玄「とと、そういえば京太郎くんは、どこに行こうとか予定を決めて来たかな?」

京太郎「あー…えと、玄さんがいるからいいやって適当に考えてましたね。
    でもよく考えれば、玄さん忙しいですよね」

頭を掻きつつ、明日の予定を考えてみる。
今日初対面と言っていい阿知賀女子の面々に案内を頼むのも気が引ける。
玄はもちろん忙しいだろう。
手伝うという選択肢が一瞬脳裏を掠めたが、多分了承してはもらえまい。
奈良市の方には近くもないが、行けない距離でもない。

京太郎「(そっちの方にガイド片手に観光に行くかあ)」

玄「あ、大丈夫だよ。ちゃんとお父さんから許可をもらってきたのです!」


0ch BBS 2007-01-24