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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ11


[420]超鈴仙伝説(仮):2013/03/17(日) 13:53:52 ID:???
―――

輝夜「で? 本日はいったいどのようなご要件で? 徒党を組んで焼き討ちかしら?」

若干涙目を浮かべて、それでもさっきよりは落ち着いて妹紅は慧音の後ろに座り様子を伺う。

慧音「――申し訳ない。 試合を要請しに行くと言ったら、妹紅ったら、たちまち血気盛んになって――。
私を置いて先に行ってしまったんだ。 あいつが貴女相手にまともな交渉ができるか、心配だったが…」

はあ、とため息をつき、青白く光る長髪を掻き上げる。
彼女――、上白沢慧音は妹紅の親友であったが、輝夜との確執は正直、止めて欲しいと切に願っていた。
誰だって、仲の良い友人がボロボロに傷つくのは見たくないものである。その背景を理解しているにしても。

慧音「ただ、賭け試合の件については、私も吝かではない。そう思っている。だから改めてお願いをする。
――来週、人里サッカーコートにて、我々人里FCと貴殿達永遠亭ルナティックスとの練習試合をしないか?
勝者チームの主力選手は、敗者チームに当分の間引き抜かれること。それを条件として」

ここまでを言いきった慧音は一息置き、本来は妹紅の為に置かれたのであろう緑茶を啜る。

輝夜「何かと思えば。引き抜きなら昔はよくやっていたじゃない」


0ch BBS 2007-01-24