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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ11


[580]超鈴仙伝説(仮):2013/03/19(火) 23:55:02 ID:???
パスカル「(…今まではこういった手は、される側だったんだけどな)」

パスカルはかつてのチームを回想する。天才に対抗するのは、集団の力だと言って来たチームが多々あったことを。
そしてその多くが一人の天才の力によって粉砕されてきたことを。

パスカル「(それはもちろん、『天才』自身のポテンシャルの高さもある。しかし…)」

里人H「パスカル君!」バシッ!

パスカル「(こういった時に、他が天才を助けられるか。
それが出来る『他』は、『単なる添え物』ではない、ということなのかもな――。)里人G!」バシッ!

鈴仙「(くそっ…取れないわ。やっぱり師匠がいないとだめなのよ…)」

パスカルが抱く自身の理想の姿。それは『天才』に並び、超えることだったのか。
それとも、あくまで『凡才』として、最高の『添え物』になることだったのか。
その答えを示す一材料が、天才との対峙で、見つかったのかもしれなかった。

実況「さあ、人里FCが遅攻を始めて5分が経過しました! ボールは再び慧音選手の下に!
慧音選手!ここからどう攻勢にもっていくか〜!?」

慧音「(時間稼ぎは有効だ。だが、リードされている現状、それにばかり頼ることは、当然できない。
ここは――)」




0ch BBS 2007-01-24