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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ11


[692]超鈴仙伝説(仮):2013/03/20(水) 23:33:01 ID:???
慧音「第一。ボランチ等中盤の選手が大きくフィードを上げ、中盤自体を省略する方法。
実際に前半でも使っていたがな。これを使えば八意永琳との戦いは避けられる」

ホワイトボードに大きく矢印を書く。しかし、その矢印にはすぐに大きな×印が描かれる。

慧音「だが、これはもう余り便利ではない。フィードが上手くいくか、元々賭けの要素もある上に――。
永遠亭の姫君による摩訶不思議なオフサイドトラップがあることが分かってしまった。
これではあまりに得に対して損が大きすぎる」

妹紅はギリ、と下唇を噛む。よりにもよって、一番出し抜かれたくない奴に
反則級の力を持って出し抜かれたのだ。そうなるのも当然である。

慧音「第二。中盤にフィードを上げ、妹紅と薬師を競り合わせる方法。
これは前半では出来なかったな。私の見立てでは、これが一番分が良い勝負だ。
…だが、これにも欠点が存在する。中盤の突破を妹紅一人に頼らざるを得なくなり、
その結果、妹紅が肝心の所でガス欠する恐れがある」

妹紅「そ、それは大丈夫よ慧音! 私は――」

慧音「うちのチームでは、妹紅は攻守全てに顔を出さないと追いつかんのだ。
むろん、パスカル君の存在で攻撃の負担は軽くなったろうが、今は2点。できれば3点が欲しいんだ。
妹紅に一本でも多くミドルシュートを撃ってもらうためにも、体力を無駄遣いするわけにはいかない」

妹紅の返答を待たず、慧音が言葉を続ける。

慧音「そして第三。中盤で全員が薬師――。八意永琳をマークして、全員でプレスをかける方法」

里人A「おいおい! それは前半全然通用しなかったじゃないか!?」

慧音「――確かに、里人Aの疑問は正しい。 3人や4人がマークしたところで、しかも凡百の選手がついたところで、
彼女はつぶせないのではないか? そういうことだな?」


0ch BBS 2007-01-24