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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ11


[844]新外伝:2013/09/16(月) 01:10:43 ID:???
それから小田の支度が終わると、松山を先頭にしながら俺達はサッカー部の部室へと移動をする。
移動の最中も、松山はふらの中のチームのいい点……特にパスワークやら何やらについては語り、
今年こそはこの北海道に優勝旗を持って帰ってくるんだと熱く語る。
自分の生まれ育った故郷に錦を飾るんだと言わんばかりのその熱さを見て、それでこそ道産子松山だと思いつつ。
部室についた俺はジャージに着替えさせられ、既に集まっていたらしい部員、マネージャー、監督の前に松山と共に並び立つ。

松山「みんな聞いてくれ、今日、このサッカー部に新しい入部希望者が来てくれた!
   えーっと……」
板野「板野、板野住明です」
松山「そう、板野だ。 俺と小田、それに藤沢がいるA組に入ってきた転校生だ」
監督「ほう、転校生か。 ……道外からやってきたのか?」
板野「東京出身です」

ざわざわ……
          ざわざわ……

松山に促されるまま自己紹介をすると、
なんとも似たような顔つきをしたモブっぽい部員達はざわざわとざわめき始めるのだが……。

板野「あの……ところで部員って全部でこれだけなんですか?」
監督「ああ……ふらの中にいるのはマネージャーを入れて13名。 今日入ったお前を入れて、14名だ」
板野「ええっ!? え……でも、ここにいるの皆2年生……だよね?」
松山「さっきここに来るまでに言ったように、ここにいるのは全員ふらのFCからの仲間だぞ。
   だから全員俺やお前と同じ2年生だ」
板野「先輩や後輩は……いないの?」

ふらの中のレギュラーが全員ふらのFC時代からの面子である事は知っていたが、
控えの選手がいないというのは聞いていない。
予想外の事態に思わず質問をすると、監督は頬をかきながら少し歯切れ悪く説明をする。


0ch BBS 2007-01-24