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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[394]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:17:15 ID:???
B:特にありません。

永琳「そう。良かった。でも、うかうかしていられないわよ、ウドンゲ。
他の勢力はもう、日増しに実力を付け始めているにちがいないわ」

鈴仙「は、はい。そうかもしれませんが、
皆さん、のんびりしてるんじゃあないですか?」

永琳「それはないわね。…なぜなら、【結界が緩んでいる】。
おそらく交渉の為に何度も幻想郷を出入りした副作用ね。
たぶん。【他の勢力も】、助っ人、監督、奴隷。どんな形かはわからないけれど。 省8

[395]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:18:28 ID:???
−霧の湖−

チルノ「大ちゃん! あたいは今度のぜんげんそーきょーなんとか大会に出場する!」

大妖精「と、当然どうしたのチルノちゃん!?」

チルノ「白黒が言ってたんだ! この大会で優勝できたら最強になれるって!
そして皆からすごい、って言ってもらえるって!!
あたいは、妖精が皆、最強ですごいって言ってもらえるようになりたいんだ!」

チルノの話に、大妖精は少しだけ驚く。
チルノは自分を最強と公言して憚らず、そして実際に、妖精の中ではとりわけの 省36

[396]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:19:34 ID:???
−紅魔館 特設グラウンド−

フラン「アハハハハ! たのしーい!!」グワシャア!!

美鈴「ヒイッ!?」ドッカーン!

??「―――っ!?」ガッキーン!!…ドグワア!!

弾丸と称することすら難しい、フランドールの凶弾がGKである門番を。
そして『一人の少年』を吹き飛ばす。
『少年』は超人的な身体能力でボールを足で止めることに一時は成功しかけたが、
それでも威力を削ぐことはできなかった。
省35

[397]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:21:05 ID:???
−白玉楼近辺 冥界サッカー場−

妖夢「行きますよっ! 未来永劫斬!!」バシッ!!

魂魄妖夢の放った、スピード感溢れるシュートは、GKとして最近加入した『彼』の元に襲いかかる!

??「(な、何や、このスピードは…と、とれへん!?)」バッ!!

そのシュートの勢い、速度、共に十分!彼女のシュートはグングンとゴールネットに向かって伸び――。

ゴイン!

妖夢「(ま、まただ…また入らなかった…)」

見事、ポストに直撃した。
省28

[398]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:22:05 ID:???
妖夢が悩んでいるその時、二人の人妖がサッカーコートに現れる。
一人は背の高い金髪の女性。もう一人は背の低い、茶髪で緑の帽子をかぶった少女だった。
…心なしか、金髪でフードを被った女性はやつれているように見える。

藍「八雲藍、只今参りました」

橙「こーんにーちわっ!」

幽々子「あら〜。藍ちゃんじゃない。紫は元気かしら? 最近顔を見せないのだけど?」

藍「紫様は最近お忙しいですからね(私だって忙しいんだけどな…)。 省21

[399]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:23:21 ID:???
−太陽の畑 幽香の家−

リグル「…それで私達、チームを結成したんだ! 名付けて『野良妖怪チーム』!
ね、凄そうでしょ!? だって野良なのに優勝しちゃうんだよ!?」

晴れの日差しが差し込む、木製のログハウスの中で、リグル=ナイトバグは、
風見幽香に向かって誇らしげに話しかける。

ルーミア「リグルの言ってることは、よくわかんないよー」

ミスティア「楽しければ万事おっけ〜い♪」
省23

[400]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:24:22 ID:???
幽香「あんたもサッカー、したいんでしょ?」

メディスン「別に…。そーゆー疲れることしたくないし」

リグル「ええーっ!? 私はメディスンともサッカーしたいよ!
だって、今日幽香の家に来たのは、メディスンも誘えるかもって思ったからなんだよ!?」

ミスティア「みんな〜で〜うた〜いましょ〜う♪」

ルーミア「歌じゃなくてサッカーだけどねー」

一旦、場が静かになる。幽香はにこにこと、人畜無害な笑みを浮かべ。 省42

[401]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:25:37 ID:???
−是非曲直庁−

映姫「だめです」

小町「どーしても?」

映姫「どうしても、だめです」

小町「どーしてもどーしても!?」

映姫「くどい。ダメに決まっています」

小町「そんなあ…私も映姫様と一緒にサッカーでフィーバーしたかったのに…」

小野塚小町はガックリと大げさにうなだれる。
心底打ちひしがれたような表情だった。

映姫「ただでさえ死者が増え。混乱しているこの状態で。
サッカーの為にそうそう有給が取れる筈なんてないでしょう。 省24

[402]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:26:54 ID:???
サッカーの勧誘のつもりが、説教会になろうとしていた。
小町もさすがにこれはまずいと考えて、一室を速やかに退散する。

小町「(はあー…。やっぱり駄目か。四季様とサッカーしたかったのに。
こうなったら、あの巫女のとこにでも厄介になろうかねえ…)」

当然、仕事の選択肢は彼女にはない。どこでなら暢気にサッカーでもして気晴らしができるか。
それについてのみ考えていた。

[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 21:28:28 ID:???
−妖怪の山−

??「(秩序だ。俺が当初、望んでいたような。力が秩序の下にあり。
力は秩序の為にある。無軌道で暴力的な力から、俺はようやく解放されたんだ)」

『彼』は、妖怪の山に暮らす天狗達に保護されていた。
本来天狗達にとって、人間は天狗社会から排斥すべき存在ではあるが、
今回のサッカー大会において、天狗達の面子を潰さぬよう、結果を上げる必要が
あったのだろう。『彼』がそこそこ優秀な外界のサッカー選手ということが
発覚すると、彼は特別に彼らに保護された。 省25


0ch BBS 2007-01-24