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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[436]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 16:18:03 ID:???
パスカル参入が非常に嬉しい今日このごろ。中山さんも加わって、努力の人が報われる話になるといいなー。

[437]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:51:02 ID:???
只今帰ってきましたので、少し更新したいと思います。
>>434
乙ありがとうございます!
>>435
張幡(ばるば) す(パンツ)とかでしょうか。狂気度が上がりそうですね。
>>436
ありがとうございます。そうですね、作者としても凡才の努力をテーマにしたいとは思っています。
もちろん、これからの引きでどうなるかはわかりませんが…

次のレスより本編に移りたいと思います。

[438]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:52:29 ID:???
★幻想郷ファーストコンタクト→ スペードK ★
スペード→「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」

その少女は、初対面の中山に対し、いきなり賽銭を要求してきた。

中山「あの、聞きたいことがあるのですが」

霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」

中山「ここら辺に病院は」

霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」

中山「あの」

霊夢「博麗神社にようこそ。素敵な御賽銭箱はここよ」

中山「……」
省24

[439]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:53:29 ID:???
霊夢は苛立ったような口調で中山に話しかける。

中山「(この人…今明らかに舌打ちしなかったか…?)えっと。俺は実は――」

ここで、中山は霊夢に今までの事を打ち明ける。
サッカーをしていた事。だが不慮の事故で二度と激しく動けない身体となった事。
それでもどうしてもサッカーをしたいと思っている事。
そして、ここ山奥の診療所には、どんな万病でも治すことのできる医師が居ると聞き、
それで自分の意思で訪れたのだと言う事を。
省17

[440]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:54:29 ID:???
とは言っても、霊夢とて暇を持て余していた上に、無理に人の願いを聞かない程、
性格は悪くない。偶然迷い込んで来た人間とも違い、しっかりとした目的があるのだから、
最低限のフォロー程度をすることが、博麗の巫女として中立的で理にかなっているとも思った。

霊夢「ま、そういう事なら、案内人の所まで連れていってやってもいいわ。
――あんた、当然空は飛べないわよね?」

中山「いや、そんな当然とか聞くまでもなく、空を飛べる奴なんていないだろう」
省33

[441]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:55:33 ID:???
――そして。

中山「し、信じられない…! 本当に空を飛んでいるなんて…!?」

霊夢「だから言ったでしょ。この世界では、空を飛ぶくらい日常茶飯事なのよ」

霊夢に介助してもらいながら、ようやく玄爺の背中に乗せてもらった中山は、
その後空の上より人里を遠く見下ろしていた。

中山「(しかし、街並みを見ると、先進的どころか、歴史の教科書に載っているような伝統的な
建物ばかり。一体、先進的な病院なんてどこに――?)」
省40

[442]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:56:33 ID:RLPoaLtM
霊夢は、そんな中山に対して…。

先着1名様で、

★霊夢の返答→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「そんなモン、いらないわよ。気持ちだけで十分」
ハート→「それなら、美味しいお茶菓子でも持ってきてもらおうかしら」
スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」
クラブ→「5000円。一か月以内にね」
クラブA→「それじゃあ、ケガが治ったら、今度私の作るチームでプレイしてみない?」 省2

[443]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 22:56:48 ID:???
★霊夢の返答→ スペード2

[444]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:19:14 ID:???
★霊夢の返答→ スペード2 ★
スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」

中山「何かと思えば、やっぱりそれか。それならば、やらせていただくよ。
――今度は、もっと大きい金額で」

中山は霊夢に向かって笑顔を見せる。霊夢もそんな中山に向かって、笑顔を返す。
それは今までのスレた印象とは違って、年相応の、あどけなく可愛らしい少女そのものであった。

霊夢「(大きい金額!? ってことは少なくとも千円。いや、一万かしら? 省9

[445]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:20:25 ID:???
竹林の中にあるという診療所――名を永遠亭と呼ぶらしい――に向かう道中、
妹紅は中山に話しかける。
永遠亭に向かう道中、彼ら二人は会話を交わすことで多少なりとも打ち解けあっていた。

妹紅「でも中山君、あなたってすごいわね。 サッカーの為にここまでするなんて。
こんな無茶苦茶なやる気と気合い。そして実行力のある人間なんて、
私のもう千年くらいにもなる人生の中でも始めてだよ」

中山「ハハ…ありがとうございます(今、千年くらいって言ってたよな…。 省42

[446]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:21:26 ID:???
中山の脳裏には、もうすでに大会の様子が目に映っていた。
森崎と共に、全日本のゴールを守る自分の姿。
かつてはテレビでしか見る事しかできなかった各国の強豪選手達と、
実際にフィールドで戦っている自分の姿。
そして。全幻想郷代表を含めたすべての代表を撃ち破り、
優勝のトロフィーを大きく抱える自分。――自分達の姿。

中山「(森崎。待っていろよ、俺はここでお前達に追いつき、そして肩を並べる。
そして、俺はお前と共に戦えるようになる。なってみせ――)あいたっ!?」
省10


0ch BBS 2007-01-24