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【天の道を往き】ライ滝第二六話【総てを司る引き】


[304]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2013/05/02(木) 23:32:22 ID:???

 己の言葉にそう返した若島津の姿を確認すると、日向は次に他の選手達へと目を向ける。

日向「お前らも前半は無残なもんだったな。天道と滝の二人にいいようにやられやがって」

沢田「ふん! 前半はちょっと調子が悪かっただけですから! あのワカメ頭(天道)に後半は吠え面かかせてあげますよ!」

反町(いや、お前前半むしろ絶好調だった気がするんだけど)

日向「威勢は良いが、あの二人とお前らの実力差は歴然だ。後半は出来る限り奴との勝負はかわせ。
   あいつに勝てようが試合に負けたら無意味だ。試合に勝つ事を最優先に動け」

沢田「……まあ、日向さんがどうしてもっていうのなら従ってあげなくもないんだから!」

丈「勝負を避けるというのは主義に反するが、命とあれば仕方あるまい」

 反町の心の中の言葉通り、たとえ沢田以下東邦MF陣が全力を出したとしても天道は普段の調子を出せば勝てるのだ。
 馬鹿正直に勝負を挑むのはあまりにハイリスクローリターンであると言えた。これは滝に関しても同様である。

日向「滝が突っ込んで来た時は試合前に話した例の作戦だ。いいな?」

東條「わかりました、日向さん」

日向「他は前半と同じで良い。奴らの中には後半調子を上げてくる奴がいるが、それでもそうそう負けはしないはずだ。
   後は――入って来い!」

 一通り指示を出し終えると、日向はベンチの入り口に向かって声を張り上げた。
 その言葉に応じて中に入ってきたのは――


0ch BBS 2007-01-24