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【天の道を往き】ライ滝第二六話【総てを司る引き】
[466]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2013/05/26(日) 23:30:45 ID:???
―数分前、国立競技場内の通路―
サビチェビッチ「もし今の言葉通り君が本当に上を目指したいというのなら、僕は君に一つの道を示す事が出来る。
『カンピオーネ』に入る気はあるかい? シュン・ニッタ」
思わせぶりな登場と共に颯爽と新田を「カンピオーネ」なるチームに勧誘するサビチェビッチ。それに対する新田の反応は――
新田「いきなり出てきて何言ってんだあんた」
当然冷ややかな物であった。
サビチェビッチ「……まあ、当然の反応だね」
山森「そもそもカンピオーネってなんなんですか? そんなチーム聞いた事ありませんよ」
サビチェビッチ「じゃあまずはそこから説明しようか。
カンピオーネというのは僕のコーチが世界中から才能はあるのに指導者に恵まれず能力を開花させられずにいた選手、
怪我や病気で選手生命を断たれかけた選手を世界中から集めて結成させた私設チームなんだ。
そしてニッタ、君は前者のパターンでコーチの眼に留まったんだ。
Jrユース大会での君のプレイを見てコーチは言っていたよ。『彼は恐るべき才能を眠らせている』ってね。
で、僕とアルはヒュウガ達の成長の確認と君の勧誘の為に遠路はるばる日本までやって来たってわけさ。
(……本当はヤマモリも勧誘対象だったんだけど、ね)」
新田「ふぅん。俺に恐るべき才能が眠ってる、ねえ」
普段あまり称賛を浴びた経験がない為か、サビチェビッチの言葉に僅かに気を良くする新田。
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0ch BBS 2007-01-24