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【天の道を往き】ライ滝第二六話【総てを司る引き】


[469]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2013/05/26(日) 23:34:04 ID:???

 等というやり取りがベンチで繰り広げられていたのと時を同じくして、新田と山森も観客席へと戻ってきていた。

新田「ったく、あいつのせいで後半開始に間に合わなかったじゃねえか……ってうおっ! もう点が入ってる!?」

山森「しかも試合が止まってるね。何かあったんですか?」

三杉「ん? 新田に山森か。遅かったね。後半開始早々に生田(仮)の攻勢があったんだ。
   若島津が奮闘したんだけど結局始の新シュートでゴールを割られてね」

衛子「しかも無理をした若島津さんが体力切れでダウンしたみたいなんですよ」

新田「成程。で、交代要員がいない東邦がてんやわんやしてるってわけか」

アル「そんな所。所で君達、サビチェビッチを知らないか? あいつもハーフタイムに出かけてから戻ってきてないんだよ。
   君達と一緒にいると思ったんだけど」

新田「(ま、一応言う事聞いといてやるか)……いや、知らないな」

 別に話さずにいる義理もないのだが、とりあえず新田はサビチェビッチの頼み通りに彼と会った事を黙っておく事にした。

アル「そっか。それじゃあアイツどこ行ったんだろうな?」

 頭に?マークを浮かべながらそう呟くアルだったが、その直後に彼の疑問は一瞬にして解消される事となる。


0ch BBS 2007-01-24