【天の道を往き】ライ滝第二六話【総てを司る引き】

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[566]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2013/06/03(月) 21:26:37 ID:???

H G＋マジンゴー

滝「……光太郎さん、再開したらすぐに俺にボールを渡して下さい」

　しばらく考え込んだ後、滝はそう光太郎に要求を出した。

光太郎「良いのか？　恐らくまた反町がカットに来るぞ。セットプレイで狙いが定めやすいけど確実に抜ける保証は……」

　これに対し先程パスをカットされた光太郎は当然懸念を示すが、滝もその辺りは想定済みである。

滝「大丈夫です。試合が再開したらすぐに中央に寄りますから。反町にカットさせる隙は与えません」

光太郎「成程な。よし、任せてくれ。サイドに戻りきる前に奪われないように気を付けるんだぞ」

滝「分かってます。結局ドリブルに失敗したら元も子もないですからね。俺も全力を尽くしますよ。
　　マジーーーン・ゴーーーーーッ！！」

　最後に、突破を確実な物とする為に滝は伝家の宝刀マジンパワーを発動。
　拳を鳴らしながらサイドへと戻って行った。

デネブ「さあ、生田（仮）のフリーキックで試合再開だ。キッカーは反則を受けた光太郎君がそのまま務める様だぞ！」

ゼェェェェェット！！

滝（Ｍ）「しゃあ！　行くぞ！」

　試合再開と同時に、作戦通り中央に向けて猛ダッシュをかける滝。これに対して反町は――

前次写

0ch BBS 2007-01-24