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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】


[105]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/08(月) 00:12:12 ID:???
輝夜「…そこでは、皆が輝いていた。
穢れた地上に在りながら、泥まみれの中に健気に咲く一輪の花のように。
私はその時まで、地上を軽蔑していたけれど。ああ、美しいな、って思えたのよ。
けれど、それももはや過去の光。
勿論、今現在輝いている貴方達――イナバやパスカル君、中山君のような――と
時間を共にしたいと思ってる。
けれど。…今日は、過去の光を。過去の夢を見させて。私は、空しさの中から、
今の光の意味を、見出してみせるから」

鈴仙「ひ、姫様…」

鈴仙はここで理解する。輝夜は、面倒だから練習に来たくないのではない。
なまじ永遠に生きるからこそ。その過去に押しつぶされそうだったのだ。
ならば、今日くらいは彼女の心を休ませてあげるべきに違いない。

鈴仙「すみません、姫様。私、姫様の気持ちも知らずに、
自分の事ばっかり話して。…今日は、やっぱり一人で練習しますね」

鈴仙はそう言い残して、外へと出て行った。それを確認した輝夜は。

輝夜「…ひっひっひ。やっぱりイナバはちょろいわね〜。
さ、今から頑張ってトラ○セルを100レベにするわよー!!
(…ま、でも。このままでいいのかしら、私?)」

純粋な鈴仙の熱意を前にして、若干の引っかかりを残したものの。
再びゲームに没頭してしまうのであった――。

*輝夜は練習に参加しません…
*輝夜の評価値がやや上がりました。


0ch BBS 2007-01-24