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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】


[862]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 00:32:14 ID:???
小町「楽しかったよ、それじゃね〜♪」

小町もまた、神社の中に戻っていく。
どうやら、博麗連合のメンバーの一部は、博麗神社に大会まで居候しているようだった。
夕方の神社に残されたのは、鈴仙と中山だけだった。

鈴仙「…ただ、御賽銭しに行くだけだったのに。トンでもないことになっちゃったわね」

中山「ああ、そうだな。 …でも鈴仙さん。俺はあんたにとても感謝している」

鈴仙「え?」

中山「…実は、あの時の俺は――欲に自分を奪われていた」

鈴仙に自身を打ち明ける中山。それは鈴仙にとって、意外な告白だった。

中山「霊夢さんや白蓮さん、早苗さんは俺の事を評価してくれたが。
なに、実際は弱さの塊だったよ。 『信仰すれば、利益が貰える』。
そんな即物的な考えに絆されかけていた。ああ、白蓮さんの寺を信仰すれば、
俺のブランクはもっと早く解消されるのかな、とか。
ああ、早苗さん達を信仰すれば、翼や森崎に負けない多彩な必殺技を身につけられるのかな、
とか。
――もちろん、霊夢さんの幸運も魅力的だった。
俺は、自分の今の弱さを埋める為に貪欲になりすぎて、
神にだって、悪魔にだって魂を売ろう。そうまで思うようになっていた。
――それは、俺の目指すべき道に反する」

鈴仙「そ、そんな――別にいいじゃない! 中山さんは頑張ってるんだから!
ご褒美で必殺技とか高い能力とかもらえるんなら、受け取った方が得なんだし!」

中山「ああ、その時は良いだろうな。きっと、俺は強くなれる。
活躍できるだろうし、森崎と共にプレーをするという夢も叶うだろう」


0ch BBS 2007-01-24