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【目指せ】鈴仙奮闘記2【初ゴール】


[916]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/21(日) 15:29:46 ID:???
★美鈴の接客力→ クラブ2 ★
クラブ→美鈴「それならどうぞ、入ってください♪」鈴仙「えっ!? 私一人!?」

鈴仙「(ちょ、ちょっと! 結局一人で行くなら、私が起こした意味がないじゃない!?)」

鈴仙は内心抗議する。

鈴仙「あ、あのー。私あんまりこの館に詳しくなくって。ですから、案内が居たらいいなあ、なんて…」

それでも美鈴に対してこんなヘコヘコした態度を取れるのは、鈴仙の持つ、
一種の日本人的な美徳であろう。特にこの美徳は幻想郷では希少である。

美鈴「いやー、だって、私は門番しないといけませんし。
咲夜さんは常に忙しそうだし。妖精メイド達はあまり当てになりませんから」

もっともらしい理由をつける美鈴に、鈴仙は対抗できない。

美鈴「まあ、皆さんだって、そんな怒らせなければ大丈夫ですよ。
あと、私が起きてた上で通したって説明すれば、解ってくれますって。
少なくとも、何の断りもなく入って来たよりは、きっとマシだと思いますよ」

鈴仙「(ホントかしら…。寝てるうちにコッソリ入って来たって言った方が、
逆に信じられそうだけど…)」

鈴仙は言いたい事も言えず、一人紅魔館に突入するのだった…。


0ch BBS 2007-01-24