【有言実行】キャプテン霊夢26【旗ウサギ】

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[713]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2013/06/06(木) 23:49:38 ID:bVquLji2
夕食を済まし、縁側でまったりと食後のお茶を楽しむ霊夢。
すると、突然目の前の光景にぐにゃり、と亀裂が入る。
しかし、霊夢は特に驚かない。表情を歪めてはいたが。

紫「こんにちは、霊夢」

霊夢「……何の用よ」

亀裂から出てきた予想通りの顔にげんなりと返す霊夢。

紫「あら、そんなに露骨に嫌な顔されると傷つくわ～」

よよよ、とあからさまな泣き真似をする紫に若干イラッとする霊夢だったが、
お茶を一口含んで何とか怒りをこらえる。

霊夢「大体あんたが来る時は厄介ごとでしょうが」

紫「ひどいわ、霊夢。私はこんなに貴女の事を想っているのに……」

霊夢「どの口が言うか！封魔針でその口縫い付けるわよ！？」

紫「そ、それは勘弁して欲しいわね」

食後のお茶の時間を邪魔されて若干怒り気味な霊夢に引き攣った表情をする紫。
それで観念したのか、隙間から顔だけでなく全身を出す。

紫「隣、いいかしら？」

霊夢「駄目って言っても聞かないでしょ。どうぞ」

それじゃ失礼、と霊夢のすぐ隣に座る紫。
霊夢も特に何も言う事なく、それを受け入れる。

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