【有言実行】キャプテン霊夢26【旗ウサギ】

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[715]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ ：2013/06/06(木) 23:52:49 ID:bVquLji2
紫「それはそうと、昨日の試合お疲れ様、霊夢。藍も橙も良く頑張ったけど、
　　やっぱり貴女のところには適わないわね」

霊夢「あんたのせいで大分手古摺ったけどね……。何であんな事したのよ」

紫「大した理由じゃないわ。あの子達が何にも出来ずに負けるところを
　　見たくなかっただけよ。まあ、ちょっと命令が効きすぎちゃったみたいだけど……」

霊夢「橙もそうだけど、藍は明らかに本気出してたわよねあれ……。
　　　正直、あそこまで苦戦するとは思わなかったわ」

紫「そう言ってもらえると、あの子達も頑張った甲斐があったわね」

嘘はついていない。だが、本当の事も言っていない。霊夢の勘はそう告げている。

霊夢「ねえ、本当に理由それだけなの？なんか隠してるんじゃない？」

紫「あら、そんな事はありませんわよ？」

霊夢「あのねぇ、あんまり隠し事ばっかりされてると良い気分じゃないわよ？」

少し怒ったように言うと、紫はいつものからかうような表情ではなく、
困ったような、少しだけ真面目な表情で返してきた。

紫「ごめんなさいね、貴女には話しておきたいところではあるんだけど……。
　　この大会が終わったら、もう少し詳しく話すわ。約束する」

霊夢「……約束よ」

こんな風に言われてしまうと、霊夢としても強くは出づらい。
霊夢とて別に紫の事が嫌いという訳ではないのだ。口には出さないが。

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