※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【皇帝の】キャプテンシュナイダー3【復権】
[455]キャプテンシュナイダー ◆qCBE.dL1QQ
:2014/02/23(日) 00:28:15 ID:???
着地した佐野の顔は水をかぶったように汗まみれだ。
佐野「(一度も決められなかった…)」
次藤「(これで終わり、なんじゃろか…?)」
若林のパンチングによって跳ね返ったボールがメッツァの所へ飛ぶのを、妙に冷静な目でシュナイダーは見ていた。
シュナイダー「(ジトー、サノ。駄目だったか…)」
一点負けていて、時間は残り五分を切っている。
ネオファイヤーショットも不発で得点に至らず、スタミナは枯渇して通常のファイヤーショットも最早撃てない。
気の早い観客の中には、もう試合は決まったと判断し席を立とうとしている者もいる。
シュナイダー「(こんな時、モリサキならば何と言うだろう?)」
ままならなさに愚痴るか。怒りに吼えるか。逆境を跳ね返すべく己を鼓舞するか。
いずれにしても、「諦めて試合終了を待つ」事だけはありえない。
シュナイダー「(ならばやる事は決まっている)」
メッツァからボールを奪い返し、DFを全員抜き去り、若林に一対一で勝つ。
シュナイダー「(ワカバヤシの対応力を考えると、四分六分がようやくかも知れんが…)」
スタミナは切れ掛かっているが、練習の成果で体はシュナイダーの意思どおり動く。
シュナイダー「(いや違うな。四も目があるんだ!)」
試合終了の笛はまだ鳴ってはいない。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24