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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[370]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/27(土) 23:49:56 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ハートA )=7★
★美鈴→戦闘力 7 + ( クラブ3 )=10★
≦−2→敗北。 追い払われて、紅魔館に入れない…

美鈴「ホッ、ハッ! アチョ〜〜〜〜〜!!!」

ビュンビュン! シュッ!

美鈴の気功を込めたパンチやキックは、その一撃一撃が凶器に負けないほど重く、
身のこなしは虎や豹を連想させる程に早い。

鈴仙「(こ…紅魔館の門番がこんなに強いなんて!
格上とは思っていたけど。こんなんじゃ勝負にならないわ!)」

鈴仙には狂気の瞳を使用する暇も、攻撃を当てる隙も見つけることはできない。
避けることのみが精いっぱいだった。

――紅美鈴は、純粋な拳法の達人。
鈴仙とて、月軍の士官学校等で体術を習っては来たものの、
その動きはいわゆる「アマチュア」レベルのものだったし。
一対多数、火器を持つ者同士の戦いを念頭に置いて来た戦術は、こうした素手の達人との相手では役に立たない。
…結局、鈴仙は紅魔館に入ることを諦め。すごすごと、永遠亭に戻ってきたのだった。

美鈴「ふいーっ、何とか撃退することができましたね!ああ、やっぱり門番っていいなあ!
こうして、正義を守っているんだって気持ちで満たされていきます!
お嬢様バンザーイ! 妹様バンザーイ! 咲夜さんバンザーイ!
…あ、眠くなって…zzz」

…美鈴は、「気を使う程度の能力」を持つが。
あいにくと、「気を遣う程度の能力」の水準は、極めて低いようだった。

*紅魔館に入ることすら許されませんでした…。


0ch BBS 2007-01-24