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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[476]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/04/29(月) 10:18:19 ID:???
B:「妖夢は、私にとって、他の人達よりも大事な友達なんです!」

永琳「…へえ」

永琳が整った口の端をニヤリ、と釣り上げる。

鈴仙「…そ、そうです! 友達が困っているから助けて欲しい、って。
そう言われたら、メリットなんて度外視して助けに出るのが普通でしょう!!」

熱く語る鈴仙。氷のように冷たい永琳と比べると滑稽なまでに対照的だった。

永琳「…それならいいけど。それじゃあ、一つ聞いておきたい事があるわね。
――じゃあ、『何故貴女は、大事な友達に、これまで全く会おうとすらしなかったのかしら?』」

鈴仙「――――ッ」

鈴仙は不意に息を呑む。

永琳「私言ったわよね?『貴女の理由が支離滅裂で、その場凌ぎの為のもの』だったら、
私は貴方の判断能力に疑問を呈さざるを得ないって。たまたまぽっと出で出て来た大人しい女の子が
『大切な友達』? 貴女、なんでもそうやって適当に綺麗ごとを並べ立てていれば何とかなるとか
思っていないかしら? しかも、もっともらしい風に言って。これなら、馬鹿のように殴りかかってくるか、
適当に答えになっていない貴女の不満をぶちまげられた方が、信用できたのだけれど。
…じゃあ、説明して下さらない?『親友で在る筈の妖夢に、どうして貴女は一度も興味を示さなかったのかしら』?
『今度は、それなりに筋の通った説明』が聞きたいわね」


0ch BBS 2007-01-24