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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[624]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/05/01(水) 21:37:37 ID:???
ナズーリンの回想は続く。
ナズーリン「…あれは。そう、先週頃だったろうか。私がご主人がかなり前に失くしたらしい宝塔を探しに、
命蓮寺での練習を休んでいた時に…。奴は。――日向小次郎は、やって来たんだ。
と。ここからはご主人から聞いた話になるんだが…」
〜続き〜
ガシャーーーーーーーーーン!!
練習中、不意に何かが壊れる音が聞こえる。
白蓮「!? な、何事ですかッ!?」
白蓮の問いかけに、男はこう答えた。
日向「よお。なかなか良い立地だな。 我がヒューガーの幻想郷進出拠点として使わせてやるぜ。
感謝するんだな」
日向の後ろには、大きな鉄球をぶら下げたクレーン車が止まっている。
そして命蓮寺には…。大きな風穴が空いていた。
音の正体は、命蓮寺の解体工事の作業音だったのだ。
村紗「わ、私達の家が!?」
日向「貴様ら…。憲法第12条を知っているか…?
「公共の利益」。つまり、この俺の販売計画は貴様らクズ共のボロ家よりも
優先される、って法律だ…俺はなんら悪いことはしていないぜ?」
ククク、と不敵に嗤う日向。幻想郷に憲法はないため日向のジョークは伝わらないが、
その態度から彼がとてつもないまでの外道とは分かった。
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0ch BBS 2007-01-24