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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[633]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/01(水) 21:47:09 ID:???
日向「…貴様等の勇気に免じて、少し遊んでやろう。
…5月20日。――丁度ここにデパートヒューガーが開店する前日だ――
に、賭けサッカーをしてやる。もしそこで俺のチームに勝てれば、俺はここから出て行ってやる。
あいにく、この世界の工事は都合が良いからな。
地底の蜘蛛や鬼に任せれば、一晩でこのボロ家など取り壊せるだろう」

村紗「ケホ、ケホ…(い…痛っ!) そ、そんなの、乗る訳が――」

一輪「いつつつ…。そ、そうよ! 言っとくけど、アンタのヘナチョコシュートなんて、
全然大したことなかったんだからね!…っつ!」

当然拒否反応を示す村紗と一輪。

白蓮「……私は、どうなろうと構いません。 もしもこの寺が無くなろうと。
形あるものはいずれ滅びるのです。私達も…彼も。
時が経ち、私達が必要とされるようになるならば。その時に寺を起こせばいいのです」

白蓮は、一方でこの状況を受け止める。
八苦を滅した彼女にとって、一時的な状況の崩壊など苦痛ではない。
盛者必衰。それをそれとして、受け入れているからだ。

白蓮「…寅丸。貴女は、どう思いますか?」

命蓮寺では白蓮に次ぐ僧侶であり、考え方も白蓮に一番近い彼女もまた、
白蓮に同調するのではないか、そう白蓮達は考えていたが…。
その考えとは正反対の事を、彼女は話す。


星「――戦いましょう! 聖! 私達の正義を見せ付けるのです!」


0ch BBS 2007-01-24