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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/05/01(水) 21:50:20 ID:???
…星は、明るくとぼけた表情の裏で常に悩んでいた。
自分はストライカーなのに、なかなかシュートが決まらない。
皆はなんだかんだで励ましてくれるが。それだけでは不安だったのだ。
自分は皆に守られてばっかりで、何もできないのではないか。
…そんな考えが、今日の出来事で浮きぼりになった。
村紗は、日向に対し真っ先に声を上げた。一輪は、日向を倒さんと真っ先に動けた。
…では、自分は? 何もできなかった挙句、本来守るべき筈の聖に守られて。
由緒正しき『寅』の妖獣である彼女にとって、それは心の底では屈辱だったのかもしれない。
ともかく…彼女は、ようやく初めて。『檻』から抜け出そうとしたのである。
日向「ククク…。だと、よ? お前らはどうする?」
そう言って日向は、―――小傘やマミゾウの方を見る。
小傘「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ(ry」
小傘は壊れている。
マミゾウ「…儂は様子見したいのが本音じゃが…やるというなr」
マミゾウは一方で、吝かではないと言った態度だったが。
星「いえ、マミゾウさんに小傘。村紗に一輪も…。貴女達は無理をしなくてもいい。
――これは私の戦いです」
星はそれを退ける。…そして。
星「日向小次郎よ! 私は貴方の勝負を受け付ける!
しかし相手は命蓮寺ロータスではない! この私のチーム…『タイガースターズ』が勝負となります!!」
日向「ククク…なんだ、思ったよりも面白い奴らじゃあないか。
ならば、期待しているぞ。ククククク…ハァーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!」
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0ch BBS 2007-01-24