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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[688]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/05(日) 22:06:06 ID:???
★妖怪の山FC助っ人→ クラブ5 ★
それ以外→言いたい事も言えないこんな世の中に絶望したあげく紆余曲折あって幻想入りした反町。

反町「(折角アイツの居ない世界に移住できたと思ったのに…。
どおしてアイツがこんな所にまで来るんだああ…。世の中って理不尽だ…)」

椛「? 今日はヤケに顔が暗いですよ、反町さん?」

3トップの仲間である椛に心配されている反町。
いつもの何かに怯えたような暗い顔が、今日は明確な絶望に塗り固められていたからだろうか。

反町「…いえ、大丈夫ですよ(天狗社会…。力を持ちながらも言論の自由があり、
富がありながらも法が遵守される社会。それを窮屈だと言う人もいるけれど。
…この社会は俺の理想とする社会だった)」

それなのに…。奴は、日向は反町の前に無慈悲に立ちふさがるのだ。

反町「(そうだよ。 中学サッカー大会の時だってそうだったじゃないか。
あの時まではチームは良い雰囲気だったし、俺も得点王だったし。
…そんなところを、日向は何時も破壊してくる。訳の分からない理論を、暴力で通そうとする)」

反町一樹は、勉強もできる少年だった。もしも、将来プロサッカー選手になるという夢が果たせられない時には、
法律を学んで、警察官か弁護士になることを夢見ていた。
…理由は、力により正義を捻じ曲げようとする者(=日向)を法で粛清したいがため。
そして…。どんなに弱き者でも『言いたい事を言える』。そんな世の中を創るために。


0ch BBS 2007-01-24