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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[855]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/09(木) 23:12:34 ID:???
3人目の勧誘:秋姉妹

鈴仙「(そうね! あの子たちを誘ってみましょう!
実力に不安はあるけれど、コンビ技はこの間の練習試合を見ても、中々強力だったし、
誘ってみて損はないはずよ!)」

そう思い立った鈴仙は妖怪の山麓にある、煤けた焼き芋屋に向かう。
そこでは相変わらず穣子がニッコニコ営業スマイルで、
静葉がドン底絶望スマイルで、誰も居ないのにも関わらず客寄せをしていた。

穣子「いらっしゃーーーい!! って、あ! 鈴仙!! お〜い!!!」

静葉「待ちなさい穣子、あれは蜃気楼よ!? 迂闊に動いては体力を損なうだけだわ!」

鈴仙「…蜃気楼じゃあないわよ、残念ながら」

鈴仙は二人に話しかけるが…。

穣子「ね! ね! やっぱり鈴仙は芋買ってきてくれたのよね!? 一つでも買ってくれれば嬉しいなあ〜!」

静葉「…そんな。鈴仙さんの好意に甘えちゃダメよ、穣子。私達大貧民とと鈴仙さんのような大平民とは、
生き方が違う。…私達は、鈴仙さんに会ってはいけなかったのよ!!」

穣子「そんな! そんなのってないよお姉ちゃん! 酷過ぎるよ!!」

静葉「ああ、穣子! お姉ちゃんが不甲斐ないばっかりに迷惑かけてごめんね!
ううっ…ゴホッ!? ゴホゴホッ!?(*むせた) じ、持病の喘息が…(*ありません。パチュリーや喘息の方々に失礼です)」

穣子「お、お姉ちゃん、死なないでぇー!?」

また何時も通りの謎の小芝居が始まろうとしている。


0ch BBS 2007-01-24