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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[861]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/05/09(木) 23:45:38 ID:???
鈴仙「――で、ところでなんだけれども…」
二人が話を聞いてくれそうになったので、鈴仙は助っ人話を持ち出す。
鈴仙「――という訳なの。人気者になって信仰を得たいっていう貴女達にも、決して悪い話では
ないとは思うけれど…」
穣子「ううーん。試合に出たいのは山々なんだけど、こないだも試合あったし。
何べんもお芋屋さんをお休みするのは、ちょっと嫌かなあ」
穣子は働き者で、練習試合があったとしても、頑張って時間を取って焼き芋屋を開こうとしている。
実際、この間の練習試合でも秋姉妹は他の妖怪の山FCメンバーよりもいち早く着替えを済ませていて、
鈴仙と会話こそしていたが、それでも他の妖怪達よりは一足先に戻り、店の準備をしていたらしい。
鈴仙「なるほどねぇ…。(正直、この季節(初夏)に焼き芋屋さんをするくらいなら、
他の事をすべきな気がするんだけど…それは邪道なのかしら)」
静葉「…私としては、穣子には悪いけど、信仰の為にも優先して出たいわね。
…正直、このままだと冗談抜きに私達姉妹はあの世にゴールしちゃいそうだもの」
静葉が珍しくまともに意見を述べる。…つまり、まともにならないといけない程、
切迫した状況なのかもしれないが。
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0ch BBS 2007-01-24