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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】


[947]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/11(土) 22:58:43 ID:???
★勧誘「藤原妹紅」→ クラブA ★
→まさかの勧誘失敗…!

妹紅「――やっぱりでさ、悪いんだけど…」

鈴仙「へ?」

鈴仙は口を間抜けにもポカンと開ける。
鈴仙としては、二つ返事に「OK」とか「YES」とか。
それに準じた言葉が妹紅から出てくる事を確信していたのだ。
――なのに、この出だしは何だ。鈴仙は不安を覚えるが…。

鈴仙「(悪いんだけど…何かしら? お仕事手伝って欲しいとかかなあ)」

まさかこの流れで断られるとは思わないので、暢気な考えしか思いつかない。

鈴仙「(お仕事も無いって言ってたし、約束もしたし。…これってつまり、来てくれるって事よね?)」

しかし鈴仙は慢心していたのかもしれない。気難しい事で有名な紅魔館の魔女や、
常に強烈な威圧感を放ち続ける鬼相手に上手く立ちまわれたのだから、
まさかそこそこ気心の知れたチームメイトに、断られる訳がないだろうと…。

しかし、現実はやはり鈴仙にとって厳しかった。

妹紅「――やっぱり、私は観戦したいなあ、その試合!
丁度警備の仕事をしたお礼に、現金代わりにサッカーコートの入場券貰ったんだよね!
だから、慧音と一緒に見に行こうかと思うし…応援するから。そのー…ごめんね、鈴仙!!」

鈴仙「――はい? ええっと、それってつまり…どういう意味ですか?」

思わず敬語が出てしまう。タメ口で良いとは妹紅に以前言われていたが、
やはりまだ昔の癖が抜けきらない時もある。


0ch BBS 2007-01-24