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1- レス

【ただし】キャプテン絹恵【中学までな!】


[978]◆2pV1gRdG.o :2013/05/28(火) 22:50:18 ID:???
菫「そこは違う、こっちだ」

京太郎「う、うへえ……」

少々苛立った様子の菫の声に、疲れた様子で牌を切る。
激闘の日々から数か月、冬休みの雀荘。
清澄の現部長である染谷まこの実家、roof-top。そこに2人はいた。

まこ「精が出るのう、お二人さん。ほら、サービスのドリンクじゃ」

京太郎「あっ、ありがとうございます。というか、冬休みに特訓だなんて…」

菫「皆に追いつきたいって言っていたのは京太郎だろう。何で私が文句を言われるんだ」

京太郎「ううぅ……」

ぐったりと椅子の背もたれに体を預けてへばってしまう。
既に特訓が始まって数時間。疲れが出てきてしまうのも仕方がないだろう。
そんな京太郎を微笑ましげに一瞥し、まこは菫に視線を移す。

まこ「しかし、いいのかのう。おんし、白糸台のOBじゃろ?」

菫「女子を指導したらさすがに何か言われるかもしれないが…。
  男子の、それも初心者同然の奴に教えて文句は言われないよ」

まこ「そんなもんかのう。ま、京太郎ももう少し頑張れ。白糸台のシャープシューターの個人指導じゃ」

京太郎「そんな可愛いもんじゃないですよ……」

わかってて言っているのはわかるのだが、言い返さずにはいられない。
確かに個人的な好意から特訓してもらっているのだろう。
それはわかる、わかるのだが……。


0ch BBS 2007-01-24