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【見せろ】キャプテン霧雨96【毛玉の奇跡を】


[533]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/06/09(日) 21:01:23 ID:???
>>A 穴から出してあげる


魔理沙「しょうがないな…。穴から出してやるからじっとしてろよ」

そろそろ夜であるし、穴から出した方がいいだろう。
懲罰になったとはまるで思わないが、無視し続けるのも何か引っかかる。
仕方がないと穴から引っ張り出し、一応家の中に入れてやることにした。

天子「遅い。朝のうちにしておくべきね」

魔理沙「助けてもらってよくそんな偉そうに出来るなお前」

天子「あら、そんな褒めなくてもいいのよ?……というか、本当にいなくなったのね。あのチビ」

魔理沙「………」

苦りきった言葉をこともなげに流し、部屋の奥に一瞥をくれる。
意外なことに、嫌いあっていたのにも関わらず、その言葉には何の感情も乗っていなかった。

魔理沙「………というかお前は何しに来たんだよ、まさかそれを確認しに来たわけじゃないだろ」

天子「何って…遊びに来ただけだけど?やることやってちょっとばかり暇になったし。
    そろそろ強情な魔理沙も仙果が欲しくなってきたんじゃないかと思ってね」

そういえば、まだ傷が癒えてなかった頃にそんな話があったことを思い出す。
しかしながら、思い出しても欲しいという気持ちにはならなかった。
天子も冗談半分だったのだろう、そんな魔理沙を見ても特に気にした様子はなかった。


0ch BBS 2007-01-24