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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/17(金) 23:07:34 ID:???
魔理沙「いや、賭けはしない。勝てる気がしないからな」

霊夢「…あっそ。じゃ、お昼寝してていいかしら」

魔理沙「襲うぜ」

霊夢「――殺すから、平気よ」

いつも通りの、殺伐としながらも間延びした会話。しかしその中にあっても、
魔理沙は決して選手達から目を離そうとはしない。

魔理沙「(――どんなライバルが現れようと。私は――負けちゃいけないんだ!)」

向上心が人一倍。…ともすれば病的に近いレベルにまで強い彼女にとって、今日の試合は文字通り目が離せなかった。

紫「……」

藍「――大丈夫なのでしょうか、紫様? あのような連中をのさばらせておいて。
しかも、それに刃向うメンバーも正直言って心許ない。もしも負けたりしたら――」

紫「藍」

藍「はい、紫様」

紫「…生まれ持った牙が少し鋭いだけで、猛虎になった気分でいる仔猫如きに。
私の。――私達の幻想郷は壊せない。猫は如何に強く賢しくなろうとも、
本物の虎や龍には勝てないのと同じように」

藍「は、はあ…(――良く分からないが、紫様はこの試合、ヒューガーズの負けを
予言しておられる。…つまり、彼らは負けるのだろう)」

紫を信じて疑わぬ藍。そして、今ここにある『幻想』を信じて疑わぬ紫。


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0ch BBS 2007-01-24