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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[224]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/19(日) 17:03:34 ID:???
ナズーリンはピッチに倒れ込む。……ボールを後方右サイドライン側へ弾いたのと同時に。

実況「な…。なんと! ナズーリン選手がやりました!! あの日向小次郎のネオタイガーショットを、
自らの手で弾いて見せた〜〜〜!!! これはタイガースターズ・超ファインプレーです!!
まさに窮鼠が、猛虎の牙を噛み千切った〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「ナズーリン! ナズーリン!」「しかしネオタイガーショット…凄い威力だな」

ナズーリンの超ファインプレイに、観客も大きく沸きたつ。

反町(観客席)「(あ、あの日向のネオタイガーを止めた…! 一体どうしてそんな事が出来るっていうんだ!
もしも俺にも、そんな力と勇気があったら…。いや、違う。やっぱり今の俺には力もまた、必要なのか…!?)」

日向の力を否定し続けた反町も、ナズーリンの見せた力強いプレーに心を撃たれ。

紫「――仔猫が。相応しいシュートだわ」

藍「ゆ、紫様…ですがあのシュートの威力は侮れませんでした。きっとあのシュートは、下手を撃てば紫様の
セービングをも凌駕し得る。そんな判断を下すのにはまだ――」

紫「私の言った意味が分からなければ、藍。もう少し黙って試合を見続けなさい」

藍「は、はい…紫様」

紫は自らの憶測への自信を、確信へと変える。


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